「習慣とは、自分で気づかずにしている行動である」
このように定義すると、自分にはそういう習慣があると気づいた瞬間、
それはもはや習慣ではなくなります。
習慣の存在に気づいたとたんに、習慣そのものが消えてしまうのです。
地球上のほとんどの人たちは逆に、習慣に気づいた瞬間が、
その習慣の始まりであると考えていますが、
実は習慣があると気づいた瞬間がその習慣の終わりなのです。
バシャール2006―バシャールが語る魂のブループリント より引用
バシャールの文章は難解なことがおいです。
上の文章もわかったようなわからないような
不思議な気持ちになります。
ただ、最近自分が廃車に行って気づいたことを例に挙げてみます。
歯医者に行った時、奥歯が悪くなって抜歯することになりました。
最終的にはブリッジで治療しましたが、
歯槽膿漏が悪化しないように
歯磨きを丁寧にすることを指示されました。
今まで、歯磨きをしているのは単なる習慣でした。
自分が意識していないところで身についた習慣です。
しかし、歯槽膿漏にならないために歯磨きをするという目的があると、
その習慣は消えてしまいます。
つまり、習慣という機械的な行為ではなく、
自分の意志で行う行為になります。
バシャールは「習慣に気づいた瞬間はもう習慣ではなくなってしまう」と言います。
なるほどね
自分の意志で歯磨きをしているんだから
習慣ではないですね。
習慣自体が悪いわけではありませんが、
習慣だから変えられないというのはおかしい話だということがわかります。
習慣に気づいたら、
自分が何をしているかを意識する必要があります。
そして、その習慣が自分にとって望ましいものであるかを考え、
必要に応じて変えていけばいいのです。
自分次第ということですね。